とにかく嫌なイメージを連想してしまう強迫性障害の縁起恐怖とは

縁起恐怖

強迫性障害になると、強いこだわりや思い込みを抱えやすくなると言います。
社会で生きづらくなったり、自分自身を追いこんで疲れてしまうこともありますから、早期の治療が必要になるのです。

 

強迫性障害と一言で言っても、その症状は様々ですね。
確認を何度もしたり、正確性を常に求めるような人もいます。

 

ここでは、強迫性障害の中の縁起恐怖について考えてみましょう。
縁起は文字通り縁起が良い、悪いなどと言って表現されますが、強迫性障害の中の縁起恐怖は縁起が悪くなる方向に考えやすく、周囲を巻き込む可能性も出てくると言います。

 

縁起恐怖の特徴について

 

強迫性障害でなくても私たちは日常的に、それは縁起が悪い、などと言って表現することがありますね。

 

一般的には、鏡が割れたり、お皿が割れる、誰かが言った不快な言葉に対して縁起が悪い、悪いことが起こるかもしれないなどと言うでしょう。

 

しかし、これらはあくまでもただの連想や勝手なイメージであって、悪い事が本当に起こることにはなりません。

 

人によっては、縁起が悪いと言いながら笑って受け流したり、少し一日を注意してみようと言うくらいでしょうか。
多くの場合には、次の瞬間にはその縁起の悪さを忘れてしまっていることが多いのです。

 

しかし、強迫性障害における縁起恐怖は、常に縁起を気にしながら行動しなければいけません

 

縁起が悪くないと知っていても、それをやらないと気が済まない脳になっています。

 

不合理な事だと知りながら、縁起が悪くならないように意図的に変えていかなければならないので、本人はとても苦しむ結果になるようです。

 

縁起恐怖の具体的な内容

 

強迫性障害における縁起恐怖の例を、ここでいくつか挙げてみましょう。

 

まずキッチンで料理をする時、野菜をいくつに切り分けなければ縁起が悪くなると、勝手に切る個数を決めることがあります。

 

同じ調子で道の角を曲がる回数や、読書を中断する際のページなどの数字にもこだわりを持つこともあるそうです。

 

大体の場合において、4の数字にならないように細心の注意を払う傾向があります。

 

強迫性障害でない人からすれば、そんなことをいちいち考えているのは、信じられないと思ってしまうでしょう。
しかし、4は縁起が悪いと思っていると徹底的に4を避ける傾向にあるのです。

 

家族にも影響を与えます。
例えば家族が使っていたものや、衣類を家族自身が捨てた場合に家族に何か悪いことが起こると思って捨てさせてくれません。

 

などの言葉は見るのも言うことも避けると言う徹底ぶりも伺えます。

 

このように縁起を気にしながら生活していくので、様々なこだわりで周囲を巻き込む可能性も出てくるのです。

 

縁起恐怖を回避する為には

 

強迫観念について考えてみると、それは自分の意思に関係なく勝手に脳に浮かんでくるイメージであることが分かりますね。

 

恐怖心、不安感、精神的苦痛などを抱えていると、脳からそれらが消えるどころか、ますます大きくなってしますことがあるのです。

 

良くないことが起こると勝手に判断する縁起恐怖は、強迫観念のもとにかりたてられることが多いでしょう。

 

繰り返しであったり、こだわりすぎで不合理な方法でしか表現、行動が出来なくなるのです。

 

ここまでやってきたのだから簡単にやめられない、と言う脳のいたずらも含まれていると言われています。

 

強迫観念逆らうことなく生きていると、その強迫観念はもっと喜ぶのです。
逆に強迫観念に逆らうと、強迫観念は衰弱して弱ってしまうことをまずは理解しましょう。

 

4の数字や、4つの切り方でも平気だと言うように、少しずつ慣れさせていくことが大事です。
4と言う数字を見たり、4と言ってみるような少しのところから始めてみましょう。

 

次第に、気にならない脳を作り上げていくことに成功すると言います。

 

まとめ

 

強迫性障害における縁起恐怖は、恐怖観念が支配しています。
恐怖観念は、言うことに従えば従うほどに喜ぶようになるのです。

 

少しずつ自分から止めてみたり、今日は一つだけ止めてみると言うことを繰り返してみましょう。
明日は2つ止められることが出来るかもしれません。

 

いきなり全部からは無理ですが、少しずつ縁起恐怖がなくなるように、トレーニングしていくことが大事でしょう。