不要な物を集めすぎてしまう強迫性障害の強迫的溜め込みとは

溜め込み

ゴミ屋敷は、社会問題にもなっていますね。
ゴミを溜めこみすぎて、周囲の住人に迷惑をかけたり、不潔や不衛生になることから行政が動くような事態にまで発展しています。

 

こうしたゴミの収集は、物を溜めこんで捨てられないと言う気持ちからきていることもあるでしょう。
持ち物に支配され、持っているものを捨てられなくなることも強迫性障害の一つなのです。

 

ここでは、不要な物を集めすぎてしまう強迫性障害での強迫的溜め込みについてお話しましょう。

 

強迫的溜め込みで何もかもが捨てられなくなる

 

例えば、不要なものであってもいつか使うだろうと思ってとっておく人はいますね。
これは、どんな方にも起こり得ることです。

 

しかし、その物が5年、10年と使わないことが分かれば、人は見切りをつけて処分することを決意します。

 

また、セールなどに飛びついて不要なものを買ってしまうこともありますね。
その時に買わなければ、二度と手に入らないと思って、その場しのぎで買ってしまったけれど結局は使わずに溜めている人もいるでしょう。

 

強迫性障害がある人は、物を楽しんで集めていると言うよりは、二度と手に入らない、捨てたら後悔すると思う恐怖観念で溜めこんでしまうようになるのです。

 

物を溜めこんでいても、それを捨てられないと言う気持ちから不安や苦痛さを抱えて生きていくことになります。
強迫観念が強く出るので、物を捨てることに恐怖感を覚えるのが特徴でしょう。

 

物を溜めこみすぎる強迫的溜め込みの心理

 

強迫性障害でない人でも、物を溜めこんでしまう人もいます。
しかし、そのような人は大体、いつか捨てたい、本当は溜めているのを整理してキレイにしたいと思っているのです。

 

強迫性障害の人は、今すぐに物を買わなければどうしても必要な時に大変なことになるだろう、と言う集めたい心理が自分ではうまく制御出来ないと言う気持ちになります。

 

物が徐々に溜まってくると、片づけると言う動作が苦手になりそのまま放置してしまうことに繋がるのです。

 

捨ててしまうと、後で後悔するのではないか、物に愛着があってなかなか捨てることが出来ないと言う心理に発展していきます。

 

こうなると、家の中は不要なものであふれかえってしまうのです。
捨てると言う行動が出来ないことによって、部屋中ゴミの山になっていきますから、何年もゴミを溜めこんでしまうと言う問題に進んでいくのでしょう。

 

テレビやメディアなどでも、こうしたゴミ屋敷に関しての問題はクローズアップしていますね。

 

不潔で汚いと思われがちですが、このような人は、強迫性障害やうつ病、不安障害などから物を捨てられずにいる人がほとんどです。

 

物の溜めこみから脱出しよう

 

物を溜めこみ、ゴミと一緒に生活するのは本人だって気分が良いものではありません。
では、物の溜めこみでどんな事態が起こるのかをまずは考えてみましょう。

 

衣食住が困難になったり、悪臭が発生します。
寝る場所すら無くなってしまったり、カビ、ほこり、害虫の住処になりますね。

 

近隣からの苦情が出たり、同居している家族が迷惑になることも想定されます。
まずは、こうした問題について考えていくことが必要でしょう。

 

物を溜めこむことで、自分や周囲にどのような影響が出ているのかを確認するところから始めたいですね。

 

物を溜めこんで捨てられない場合には、さまざまな嫌なことが起こりやすくなります。
普通の暮らしが出来ないと言う時点で、本人も周囲も不便な思いに悩まされるようになるでしょう。

 

家族や周囲は毎日非常に強いストレスが出るようになるので、誰にとっても良いことではないのです。

 

まとめ

 

強迫性障害における強迫的溜め込みとは、このように不要なものを手放せなかったり、使わないものでも溜めこむと言った症状が出ます。

 

誰でも捨てられないものはあるでしょうが、生活に支障をきたすようになるまで放置してはいけませんね。

 

自分だけの問題ではなく、周囲も巻き込んでいると言うことも理解しましょう。

 

こうした考えは、病院で専門家にアドバイスを貰いながら徐々に変えていくことも出来ます。