強迫性障害により無意味な確認がやめられない確認強迫とは

確認

強迫性障害とは、自分の意思に反して不合理な考えや、行動をしてしまう症状のことです。
本人はそれが不合理や意味がないことだと気が付いているケースも多く、強迫観念と常に戦っていくことになります。

 

不安を打ち消す為の無意味な行動や行為を繰り返しているうちに、強迫行為自体がエスカレートすることもあるでしょう。

 

強迫性障害を抱えている人の中に多いのは、無意味な確認作業です。
何度確認しても確認が止められずに、本人も周りも辛い思いをすると言われています。

 

確認しても確認しても気になる

 

強迫性障害の中の確認強迫は、何度も何度も確認したくなると言う気持ちが湧いてくるのが特徴です。

 

例えば、手洗いや戸締り、外出時には携帯や電話を持っているか、電気は消してきたのかなど不安が付きまといます。

 

日に日に行動がエスカレートすることも多く、つまらない考えであっても止めることが出来ません。

 

何度も手洗いをするような行動も、この確認強迫の中に入っています。
手を洗っても、まだ洗えていない、洗い残しがあるかもしれないと不安になるのでしょう。

 

自分の意思に逆らった不合理な考えが常に付きまとうようになります。
止めようとすると逆に不安が大きくなるだけでしょう。

 

安心感をしっかりと得られるようになるまで、その強迫行為を続けている人が多いのです。
強迫性障害は、成人の40人に1人の割合で存在しています。

 

自分だけではないことを知り、早期から対処していきたいですね。

 

確認のあれこれ

 

強迫性障害の中の確認強迫は、本人が考えてみてもキリがありません。
例えば、電車などでつり革を触ってしまったら、手についたばい菌が取れていないと気になります。

 

誰かと接触したり話をする場面でも、ばい菌で自分が汚染されていないかなどを疑うようになるのです。

 

安全確認の場面では、

  • ストーブの火の消し忘れ
  • エアコンの消し忘れ
  • 電気の消し忘れ
  • 戸締りが完全であったか

どうかが常に心の中に残ります。

 

加害恐怖を持っている人は

  • 誰かを傷つけていないか
  • 人を車でひいていないか
  • 犯罪を犯していないか

どうかと言う不安な気持ちでたまらなくなるのです。

 

このようなことをいちいち確認しているだけで、一日のほとんどの時間を使ってしまいますね。

 

確認に追われて、肝心な用事や作業が出来にくくなることが問題点の中にあります。

 

一人で悩まずに、医師や仲間に相談することが、まず治療の一歩になるでしょう。

 

自分の症状を恥じないこと

 

強迫性障害の人は、自分がおかしな行動や不合理な行動をしていること自体は分かっています。

 

分かっているのに止められないと言う辛さを抱えて、一人で悩んでいることも多いのだそうです。

 

症状を恥じていると、強迫性障害を隠そうとする行為に及んでしまいます。

 

誰かと一緒にいる場面では、ウソをついたり、隠れながら何度も手を洗ったりと気を遣うこともあるでしょう。

 

長い間、強迫性障害での強迫確認に苦しんでいると言う人もいます。
まずは、自分の症状を恥じないと言うことを念頭におきましょう。

 

強迫性障害は病気です。
自分が悪くて強迫観念にかられているわけではありませんね。

 

専門機関では、薬物療法や精神療法によって、強迫性障害を特定します。
まだ軽度である場合には、認知行動療法などで柔軟な行動が出来るように進めていくのです。

 

徐々に慣れていくことで、強迫性障害の症状も落ち着いてくるケースがあります。
まずは、病院で相談して医師に悩みを打ち明けるところがスタートになるでしょう。

 

まとめ

 

強迫性障害での強迫確認は、患者にとって非常に辛いことです。
確認しなくてはならないと言う気持ちから、何をするのも嫌になっている人もいます。

 

行動を起こす度に何度も確認しなければならなくなると、体も心も崩壊してしまうようになるのでしょう。

 

まずは、この病気について正しい理解をして、早期のうちから治療をしていくことが大事です。
正しい治療を受けることによって、症状の緩和を図りましょう。